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勝ちも負けもない社会の構築

「超AI時代の生存戦略」落合陽一

 魔法の世紀とするか、奴隷の世紀とするか。今私たちに求められて

 いることは、シンギュラリティへの恐怖を掻き立てることなく、

 人と機械の調和した、そして人間中心主義を超越した計算機自然

 の中で、新たな科学哲学を模索していくこと。

 

 

(トップ画は米国・テキサス州のスタバ、トイレのピクトグラム。文字どおり誰でも使えるサイン。)

 

 

宗教・歴史・ビジネス・科学テクノロジー・医学・IT・建築

Kindle買って、おおよそ9ヶ月経ち、おおよそ90冊の本を俯瞰してみると、大体これらのジャンルに落ち着いてるなーと思う。

 

なるべく、偏らず・興味の赴くままに・疑問に思って・問題を提起して・解決できる本を無意識のうちに選んでいたつもりが偏るもんですね。

そんな中、落合さんに出会った。確かきっかけはNewsPicsのWeekly落合という動画を見てからだったかなー

 

 

メディアアーティストと言う肩書きで筑波大学で教員やりながら、実業家もしているなんとも印象的なキャリアをお持ちなんですが、兎にも角にも考え方が最高。

 

デジタルネイチャー(簡単にいうとAIやVRのような人工物と、人間などを含めた自然物の区別がつかない世界)と言う価値観で研究室と会社を運営してるんだけど、本気で世の中を豊かにしようとしてるんです。

 

 

その中のキーワードの一つに「ダイバーシティ」って出てくるんですよね。

多様性社会ですね。

落合さんは障害者って言葉に異常に敏感で、嫌ってる。

 

 

ダイバーシティとか多様性社会って聞くと、女性社員も積極的に採用しますとか社会進出します、というようなキーワードで聞いた人も多いかもしれないけど、もっと広義な意味。

 

 

今までの世の中は効率的に社会を構築するために、2項化したり標準化したりしてきてたんだけど、そんな社会は人を生きづらい社会にしてきたんですよね。全員が全員違う方向を向いているとコストが高くなるのは目に見えるのでそうせざるをえなかった。

 

男と女が結婚するようにと決められているからLGBTQの問題が生まれるし、世界共通言語が決められているから教育の問題が生まれる。

 

ちょっとスケールが大きすぎたかもしれないけど、考えてみれば、英語が世界の共通言語と決められているから僕らはアメリカ人の公演を理解できる人とできない人がいるし、それってAIやAR、5Gの技術で解決できるんじゃない?って話。

 

 

まさしく落合さんはこういった問題をコンピューテーショナルな問題として解いていて、多様化した社会を本気で作ろうとしてる。

 

 

 

アメリカの未来学者、レイ・カーツワイルが「コンピュータがすべての分野において人間がすることを超えるようになる(シンギュラリティ)のは2029年だ」と提言しています。

シンギュラリティが起こると、例えばこれまで100人の人間が10年かけて1つのAIを作れるものをだったとしてたところをAIがAIを作れるようになるんですよね。こうなると技術進歩の速度も1、2、3、4ではなくて1、2、4、8というように指数関数的に上がる。

 

 

それがもう12年後です。

 

 

この時に障壁となるのが、テクノフォビアという新しい技術に嫌悪感を示す人たちとどうやって向き合うのか。

冒頭の引用文で言うように、落合さんは「恐怖を掻き立てるのではなく調和した社会」を真剣に考えているんだなーと思います。

 

なんか、これってローマ字入力できないおじいちゃんが、家族共用PCのキーボードをいつもかな入力に設定していくというような、一見イージー問題のように思えるんだけど、実際はかなり根深い。

 

産業革命の時に機械に職を奪われるという層がいたように、今もAIに仕事を奪われるとか奪われないとか、勝つか負けるかとかいう論争がそこらじゅうで議論されている。

そうではなく、落合さんの言うダイバーシティに突入したら仕事やライフプランを選ぶのではなく、テンションが上がることをやっていってそれが仕事になるといいなーと思うばかり。

 

 

 

1年くらい前から、漠然とだけど割と本気で世界は徐々に一つになっていくんだなーって思ってて、宗教と歴史だけを残して言語もエネルギーも人種も国境もゆる〜く溶け合うようなイメージがあるんです。

 

これから世界は反グローバルに向かうという意見もあるけど、その一点張りで世界を俯瞰しないのはナンセンスですし、アーキテクトとして世界のどこかでどこでも働いていけるようになりたいなー。

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