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Temae Amazake

temae-amazake(手前甘酒)

ビジネスシーンでも親戚付き合いでも「手前みそで恐縮ですが〜」って言葉、たまに聞きますよね。

 

実にいい言葉だと思います。二つの意味で。

 

 

 

一つは「絶妙な具合の謙遜と自慢」

 

欧米では謙遜という文化があまり理解されないのですが、日本では古くから根付いた文化だと思います。

謙譲語の一種だと思うのですが、自分がへり下ることで相手を尊敬するんです。

集団意識の強さからくる気配りという観点では非常に大切で、奥ゆかしさも感じるんですが、もう少し攻めたいですよね。

そんな時に「少し謙遜した自慢」という意味で持ってこいの日本語。

 

この言葉を他の言葉に言いかえようとすると「上手にできたけど、君のことも尊敬してるよ!」という変な言葉になってしまうくらい代替できない言葉だなと感じます。

 

 

 

 

二つ目は「ハンドメイドという安心感と敷居の低さ」

 

大量生産、海上輸送の技術が発展した現代では、価格の逆転現象のようなことが起きたモノが増えたと思います。

茶碗などの陶器は100円以下でも売ってるところはたくさんあるし、サイゼリヤに行けばミラノ風ドリアが299円で食べれるんです。

それもいいんですが、自分で作ったものや、お母さん・お友達が作ったものはなんか安心できますよね。

完成度が高ければ買っちゃう!みたいな。

 

こと発酵の分野では「常在菌」という言葉があって、自分の周囲8cmには自分特有の菌が居るという話。

自分の常在菌は自分の体内にもフィットするんで意識的に発酵食品を作り、自分の常在菌を摂取することが健康の秘訣なんです。

ホメオパシーみたいですね。

 

それと「手前○○」と言って渡すと、

自分でも作れるんだ! → 自分でも作ってみようかな! というような印象を与えることができるんじゃないかな。

 

 

 

ということから、temae-amazake(手前甘酒)と言う名で、名古屋にある円頓寺商店街で第1日曜日に月1で出店しています。

 

 

 

ちなみに「手間みそ」を英訳すると、「It might sounds like singing my own praises, but…」

うーん、長い。

 

これはtemae-misoとかtemae-cakeとかtemae-accessoryというように使いたいですね、

bonsaiとかmangaみたいにそのまま英語にする価値があるなあ。

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